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アキレス腱が痛い・・・その原因と対策とは?【間違った認識は逆効果!】

読了までの目安時間:約 7分

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人体の中で最大かつ強力な腱でありながら、人体最大の急所とも言われるアキレス腱。

 

ランニングの動作の上でも大きな役割を果たしているアキレス腱の痛みは一体どんなことが原因となって起こるのでしょうか?

 

また予防策はあるのでしょうか?

 

 

アキレス腱が痛む原因とは?

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アキレス腱は、かかととふくらはぎの筋肉をつなぐ役割を担っています。

 

ランニングでふくらはぎの筋肉が収縮するたびにアキレス腱は引っ張られて伸びることになります。

 

 

ランニングのようにその動きを長時間に渡って繰り返す運動では、アキレス腱の負荷も大きくなり細かい断裂や傷が出来ることが原因となって痛みを発症すると言われています。

 

 

また、この細かい傷などは身体が温まると同時に症状が認識しずらくなるという特性があるため、放置していてランニングを継続していると、最悪アキレス腱の断裂ということにもなりかねないのです。

 

 

その他にも、シューズが擦れたり、ランニングフォームの問題もないわけではありませんが本質的な原因はここにあると思います。

 

 

ふくらはぎの酷使が原因だとすると?

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ランニングフォーム、特に着地にも関連がありそうです。

 

フォアフット着地では、かかとから着地しない代わりにふくらはぎ・アキレス腱を主なクッションとして走ります。

 

 

十分な筋力がついていないうちに、このような着地で走っているとアキレス腱への負担も増加することは容易に想像できますね。

 

 

試しにフォアフット(足指の付け根あたりで着地、その場でジャンプしたときに最初に地面に着くところ)で走ってみると、ふくらはぎがパンパンになる感覚や負荷が増すのがわかると思います。

 

 

アキレス腱の痛みが出たときにやってはいけない2つのこと

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1.必要以上のストレッチは厳禁

ランニングによって、アキレス腱が伸ばされることが最も大きな原因だと書きました。

 

ということは、やってはいけないこととして『アキレス腱を伸ばすこと=ストレッチ』が挙げられます。

 

 

「痛いのは柔軟性が足りないからかな?」と思ってしまい、必要以上にアキレス腱を伸ばすストレッチをしてしまうと逆効果ということですね。

 

 

2.マッサージなども炎症を広げる恐れあり

患部に傷がある状態で、押したり揉んだりすると症状を悪化させて痛みが強くなる場合があります。

 

極力触らないを鉄則にしておきましょう。

 

鍼や灸、電気治療なども同様の理由で刺激を与えるので好ましくないように感じます。

 

 

アキレス腱の痛みが出たらすべき3つのこと

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1.まずは安静にすること

痛みが酷くなければ軽いジョギング程度は出来ると思いますが、身体のリカバリー機能を活かすためにも思い切って安静にすることも必要です。

 

 

痛みを誤魔化して走ったり、鎮痛剤などの利用はしないほうがいいでしょう。

 

あくまでも対症療法であり、無理に繋がるので治るものもなりにくくなりますからね。

 

 

2. 姿勢の改善

気をつけをして立ったときに、あなたは足裏のどの位置に重心を感じますか?

 

かかとに感じる方は要注意です。

 

かかと重心になっているということは、アキレス腱にも大きな負荷がかかっているということです。

 

 

まっすぐ立ったまま、かかとではなく土踏まずあたりに重心位置を移動させるべく、身体を少しずつ前傾してみてください。

 

少し前のめりに立っているような感覚になる方が多いですが、それがまっすぐ軸のある立ち姿勢になっていることがほとんどです。

 

 

指の付け根にもかかとにも重心がかからない微妙な位置を探ってみてください。

 

その姿勢をキープできるようになるとランニングそのものが変わりますよ!?

 

 

3. ランニングフォームの改善

ふくらはぎを酷使するような走りではなく、骨盤から脚を動かすことで膝下の負担が大きく減ります。

 

そのためには上半身の動きをきっちりと制御する必要もありますので過去記事を参考にしてください

 

(※過去記事 ⇒もっとラクにもっとスムーズに走れる!ランニングで骨盤を上手に使うコツとは?

 

 

そうすることで、脚に頼らない身体全体を使った省エネフォームとなり、アキレス腱への負担軽減のみならずあなたの走りそのものがラクになるはずです。

 

 

まとめ

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アキレス腱を痛めたり、断裂ということになるとランニングを楽しめないばかりか、最悪走れなくなることもあります。

 

少しでも異変があったら放置せずにしっかり休養とケアを行いましょう。

 

人体最大の弱点ですから取り扱い注意ですよ。

 

 

 


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