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確実にマラソン完走を目指す!上手なメンタルコントロールの秘訣とは?

読了までの目安時間:約 9分

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マラソンレースでなかなか完走できないと言う方はいらっしゃいませんか?

 

走力アップの為の練習は不可欠ですが、同時にあなたのポテンシャルを引き出すためのメンタルコントロールも必要です。

 

両方しっかり身につけて、夢にまで見たゴールゲートに飛び込みましょう。

 

 

完走を阻む3つの壁

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マラソンレースを完走するためには、いくつかの超えなければならない壁が存在すると考えられます。

 

代表的なものとして、

 

1. 完走出来うるだけの脚力
2. 諦めずにゴールを目指す精神力
3. 当日の体調や気象条件など

 

このうち、3については私たちがコントロール出来るものではありません。

 

当日の気温や天候ひとつで走りのパフォーマンスも変わってしまうので、1~2をしっかりコントロールして挑むことになるのです。

 

 

1については、合理的で効率のよい練習を積み重ねていくこととなり、いわゆる調整も含めその内容の吟味も必要です。

 

ここでは、2の精神力、つまりメンタルにフォーカスして考えていこうと思います。

 

 

メンタル次第で不思議なことが起こるのがマラソン

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マラソンのように長時間、身体に負荷をかけながら行う持久系スポーツでは、運動中のメンタルコントロールもその成果に大きく影響します。

 

 

例えば、

    • レース中にもう限界だ!と思うほどきつくなってきて脚を止めてしまったが、沿道の応援に元気を貰って再び走り出すことができた。
    • 練習はしっかりこなして万全だったが、心配事に神経を支配され集中できずに力を出せなかった。
    • 練習不足で望んだが、抜群のマラソン日和に助けられ思いがけない好結果が出た。
    • 逆に、万全の状態だったが悪天候により自分の持つパフォーマンスを十分発揮できなかった。
    • 脚の痛みで走れずに休んでいたら、いつの間にか痛みが消えて再び走ることが出来た。

などと、例を挙げればたくさんあります。

 

 

外的な要因もあり、一概には言えない部分もありますが、これらもメンタルを上手にコントロールすることで悪影響を受けずに済むケースもあるのです。

 

 

脳からのウソ指令をシャットアウトせよ!

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前提として、本当に体力の限界であったり、ケガや故障による脚の痛みなども存在しますので正確なジャッジが必要ですが、そうではなくウソの指令による同症状が存在することが分かっています。

 

 

つまり、体力の限界、気力の限界という場面に遭遇することの多いマラソンなどでは、その状態を生体恒常性(血圧、心拍数、発汗などの異常)の危機と脳が判断することで、痛くない脚に痛みの信号を出したり、食欲を低下させたり、身体の変調をきたすウソ指令を出すのです。

 

 

なぜ、そんなメカニズムが働くのでしょうか?

 

 

生体の危機状態を脱する為ですね。

 

そのためには、あなたに走り続けることを止めてもらわないといけないのです。

 

ですから、脳から脚の痛みだったり、リタイアを進めるささやきだったり、様々な手を使ってあなたの脚を止めようとするのです。

 

 

私もいろいろ経験していますが、ウルトラマラソン中に尿意が強くあるのにトイレに行くと出ないと言う状態が50kmくらい続いたことがあります。

 

 

明らかに異常な状態ですが、レース終了後は何事もないように元に戻りました。

 

足裏の痛みなども典型的なウソ指令であることが多いですね。

 

 

ウソの痛みや症状を見破るには?

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ウソ指令による痛みなどで、レースをリタイアしてしまうと不思議なことが起きます。

 

レースを止めた途端に、さっきまで痛かった脚や膝などが、ぜんぜん痛くないのです。

 

 

なんだ、まだ走れるじゃないか!?と思っても”あとの祭り”ですね。

 

あなたは脳との騙しあいに負けてしまったのです。

 

こんな悔しい思いをしない為にも、もうレースを止めよう!と思ったら以下の2つの方法を試しながらもう30分だけ粘ってみましょう。

 

 

1. 甘いもの(糖分)を多めに補給する

私がそうですが、フルマラソンやウルトラマラソンのときに、何故だか食欲不振になりあまり食事補給できません。

 

これも一種のウソ指令だと思っていて、ウルトラマラソンでは顕著に現れます。

 

フルマラソンも仮装ランやファンランのときは食べれますが、自己ベスト目指してたりすると食欲不振の症状が出ます。

 

 

こんなときは、脳が食欲をセーブしてエネルギー補給をさせないことでレースを止めさせようとしている可能性があります。

 

食事や糖分などを補充してやると、エネルギーが充填できたと脳が判断して、脚が動くこともよく経験しています。

 

 

2. 脳をだまし返す

脚の痛みなどを出してくるときは、「脚が痛いのは気のせい」「しんどいのは気のせい」と暗示をかけてみることで効果を発揮している人もいます。

 

また、「この痛みはニセモノだから!」と思ってしまうことも有効です。

 

 

また、「もう少し走らせてくれ!」と脳にお願いしてみるのも有効との報告もあります。

 

個々人のメンタルに関することなので、その人なりのやり方があるかもしれませんね。

 

 

まとめ

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いかがでしょうか?

 

『自分の脳が自分の邪魔をする』というにわかに信じがたいことかもしれませんが、マラソンは脳が誤作動を起こすほど身体に負荷のかかるスポーツだということも言えるかもしれません。

 

 

おそらく、日々のジョギングなどではこのようなことは起こりにくいと思いますが、フルマラソンなどのレースでは体力・気力の限界を超えていく側面もありますので、このようなことがあることを知っておくといいでしょう。

 

 

メンタルとは非常に奥深く、敵にするのではなく味方につけることで、あなたのパフォーマンスを更に発揮してくれることは間違いなさそうですね。

 

 

 


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