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目から鱗!?スタミナアップの秘訣は糖質制限によるエネルギー経路の変化にある

読了までの目安時間:約 6分

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「マラソンを走るのにエネルギー源である糖質を制限しても大丈夫なの?」

 

と言う声が聞こえてきそうですが、私自身は全く問題ありませんでした。

 

 

むしろ、それによりスタミナが飛躍的に上がっていると感じています。

 

そのメカニズムについて解説していきましょう。

 

 

そもそもマラソンを走るエネルギーとは?

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マラソンを走りきるには多くのエネルギーが必要です。

 

その主なものとして糖質と脂質があり、お互いに役割を補填しあいながらエネルギーを産生しています。

 

 

しかしながら、ウルトラマラソンやトレイルランニングなどで100kmを超えるような距離を走るランナーは一体どんなエネルギーを持っているのでしょうか?

 

 

クルマと同じで、『エネルギー=ガソリン』と考えるといくら体を鍛えたり脚力を強化したりしても、ガソリンがないと走れないわけです。

 

 

運動強度によっても、個人差によっても異なりますが、豊富な脂質に比べて糖質は使える量の限りがあり、いかに節約して走れるか?というのもひとつのポイントとなるでしょう。

 

 

糖質制限って一体なに?

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糖質制限とは、文字通り糖質の摂取を制限することであり、元々糖尿病患者さんに対する食事療法として取り入れられていたものを、ダイエット方法として活用しているのが現状だと思います。

 

 

糖質、すなわち私たちの主食であるご飯、パン、麺類など日本人であれば毎日食べているであろう主食を制限する食事方法が糖質制限なのです。

 

 

糖質は、体内に入るとブドウ糖となりエネルギーとして働くのですが、同時に血糖値も上げてしまいます。

 

血糖値濃度が高すぎると身体にとっては害となり、インスリンが分泌されて血糖値を下げようとします。

 

 

救世主のように見えるインスリンですが、それ以外にもブドウ糖を中性脂肪に変えて脂肪細胞に貯めこんでしまうため、結果とし肥満を誘発するのです。

 

 

インスリンを大量分泌させるのは糖質だけなので、糖質を摂らなければこのようなメカニズムが働かずに痩せていくというメカニズムなのです。

 

 

糖質制限でどうしてスタミナがアップするの?

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糖質制限により、肥満の元凶であるインスリンの分泌を抑えることが出来ます。

 

ただし、糖質を摂らなければ日々活動するためのエネルギーも入ってこないことになります。

 

 

でも、実際に糖質制限していても、断食して一切糖質を摂らないというケースでも人間は活動できるのです。

 

 

つまり、糖質というエネルギーが体内に欠乏している状態になると、生体は体内の脂肪を燃焼してエネルギーを作り出そうとします。

 

そして脂肪燃焼の際にでる代謝物であるケトン体が、糖質の代替エネルギーとして働くのです。

 

 

これにより体重が適正なレベルまで落ちていくのはもちろんのこと、貯蔵量に限りがある糖質よりも体内に豊富にある脂肪を燃やしながら走るエネルギー回路が新設されることで、それまでよりスタミナのある走りが可能になるのです。

 

 

まとめ

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糖質制限を行うということは、大好きなご飯やパン、ラーメン、うどん、パスタ…などがあまり食べられなくなります。

 

普通に食べていても太らない人もいれば、ちょっと食べただけで太る人もいるので体質も大きく関係しているでしょう。

 

 

私自身は、糖質制限により過去に2ヶ月で8kgの減量経験があります。

 

そして、今現在も行っていますが(つまり不摂生によりリバウンドしてしまってますね…)2週間で4.6kgほど減量できています。

 

 

目的は減量ももちろんですが、スタミナアップもあるのです。

 

過去に糖質制限後に100kmのウルトラマラソンを走ったこともありますし、体重減少+スタミナアップのダブル効果の恩恵は体験済みです。

 

 

ただし、万人に同じように結果が出るものではないということが前提ですが、スタミナがない、体重を落としたいという方にとってはいい方法のひとつではないかと思います。

 

 

糖質制限をやられる際は、きちんとその手法や体調の変化を管理しながら安全にやりましょう。

 

その先に、パワーアップした走りが待っているかもしれませんよ!?

 

 

 


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