【ランニングでリフレッシュ】走りながら疲労を解消しよう!
ランニングして疲労を解消・・・?走ったら余計に疲労が蓄積してしまうのでは?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、上手にランニングを生活に取り入れることでランニングそのものが疲労回復や疲労感の解消に役立つことがあるのです。
そのメカニズムとは一体どういう事なのでしょうか?
目次
ランニングによる疲労感とは?
疲労と一口に言っても、原因は多岐にわたります。
暑さや冷房によるもの、体調不良や寝不足、ストレスなどその原因もいろいろとあげられますが、ランニングによる直接の疲労原因としては、筋肉疲労ということになるでしょう。
それぞれの原因に応じた対処法を取れば疲労の回復も早いということにつながります。
特にランニングにおいては、適度な疲労感を得る走り方や、それを解消するための走り方もあります。
どんな対処法があるのか順にみていきましょう。
エネルギー切れによる疲労感には?
私たちが走るエネルギー源はグリコーゲン(糖質)と脂肪ですが、走るスピードや距離などにおいてその内容がハードなものになればなるほどグリコーゲンの消費量が高まってきます。
しかしながら、グリコーゲンは体内貯蔵量がある程度限られているため、枯渇するとガス欠となってしまい疲労感をおろか走れなくなってしまうのです。
ガソリンの入ってない車は動きませんよね?
ジョギングを楽しむレベルであればあまり問題ないかと思いますが、体脂肪率一桁台のランナーやアスリートレベルのランナーにとっては栄養補給は重要なポイントです。
カーボローディングなどで糖質をギリギリまで溜め込むのもこのためですね。
練習やレース中も上手に糖分豊富な飴を舐めるなどしてガス欠を防ぐことが疲労防止にもつながるのです。
酸素不足や貧血による疲労感には?
酸素不足による疲労
疲れてきてフォームが崩れてきたりすると、身体の重心バランスが悪くなり余計に疲労感が増すことに加え、呼吸機能の乱れからグリコーゲンや脂肪をエネルギーに変換してくれる酸素も十分に取り込めなくなりがちです。
そのことにより、一気に疲労感も増してしまい、パフォーマンスの低下を余儀なくされるケースもあるでしょう。
呼吸器系の疾患にかからないよう注意することや、ウエストポーチを締めすぎていて呼吸がしにくかったりということがないかチェックしてみましょう。
鉄分不足による疲労
繰り返される着地の衝撃によって、足裏から赤血球が破壊され貧血になるランナーもいらっしゃいます。
特に女性では生理の関係も影響して、ランニングを始めてから貧血になる方も多いようです。
貧血になると、酸素を全身に送る機能が低下してしまうので疲労の到来が一段と早まります。
この場合は、鉄分の含有量が多いレバーやひじき、ゴマなどの食品を進んで食べることも必要ですし、それでも基準量に満たない場合はサプリメントや医療機関で鉄剤の処方を受けて、適正な数値になるまで治療しましょう。
ランニングそのものによる疲労は?
フルマラソンや長距離練習、トラック走など強度の高い運動をすると疲労が蓄積されてきます。
また筋肉痛なども併発して翌日は「何もしたくないなぁ」という気持ちになりがちですね。
しかし、ここで動かなければ疲労物質といわれている乳酸が体内から抜けにくく停滞してしまいます。
すなわち疲労抜けが悪い状態が続くのです。
そんなときは、きつくても体を動かすことで全身の血流が促進され乳酸の除去も早まり、結果疲労回復が早まるのです。
走れなければウォーキング、走れそうなら軽いジョギングを行いましょう。
これは完全な休養に対して積極的な休養という意味で、アクティブレストと呼ばれます。
まとめ
水泳や自転車など、全身をゆっくりと稼動させたり、血流ポンプ作用が促進される運動も疲労回復にはいいでしょう。
また人によっては温泉で疲れをとるというかたや、マッサージや鍼などその方法も様々ですので自分に合った疲労回復方法を見つけておきましょう。
1日も早く回復して次なる目標への第1歩を踏み出すために。
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